ゲーテ「若きウェルテルの悩み」

ゲーテ「若きウェルテルの悩み」 恋する青年の代名詞ともなっている名作古典「若きウェルテルの悩み」 (高橋義孝訳 新潮文庫 193ページ) 1ゲーテのこと、2あらすじ、3この作品のすごいところ、4名言 今回はこの4点についてご紹介したいと思います! …

荻原浩『二千七百の夏と冬』

今回読んだ荻原浩さんの『二千七百の夏と冬』は、まさに徹夜本! 歴史ものでありながら現代と古代がリンクする美味しいストーリー構成。 現代の新聞記者である香梛は、ダムの建設中に発掘された、縄文人の人骨について記事を書いていた。 もう一人の主人公は…

見城徹「たった一人の熱狂」

今回は幻冬舎社長の見城徹さんの本を読みました。 様々なエピソードを短く書いているので比較的読みやすかったです。 が、本人は当たり前のことを書いてるつもりでも、命を張っている編集者らしく、ページの向こうから激しいオーラが伝わってきました。 大き…

瀬尾まいこ『卵の緒』

僕は捨て子だ この続きがなんとも気になる一文から、このお話は始まる。 わずか81ページほどの短編だが、ページをめくる手を止められない、それくらい魅力にあふれる登場人物ばかりだった。 特に主人公の母の愛は偉大である。 天真爛漫な母の言葉に振り回さ…

乃南アサ『しゃぼん玉』

今回は初めて読む作家さん、乃南アサさんです。 ちょっとした描写から容易に登場人物の人格を想像できるくらい、分かりやすい文章をかく人で、スピード感もありページをめくる手が止まらず。 『しゃぼん玉』の主人公は、強盗で日々の生計を立てている。地図…

西加奈子『こうふく みどりの』

大阪に住む中学生、緑が主人公。 『こうふく あかの』とシリーズもの、上下巻のように見えるが、舞台や時代設定は大きく異なる。 2つに共通しているのはプロレスラーの猪木さん。 『あおい』でもでてきたこのキーワードは、作者さんにとっても何か思い出の…

西加奈子『あおい』

小学館文庫特有のツヤツヤした紙と、くっきりした黒い文字が好きだ。 今回は西加奈子さんのあおいを読んだ。 西さんのデビュー作でもあるこの本は、最初から強烈に光っている。 この人は本当にすごいなと。 怯えも見られない素直な表現で、日常を描いている…

西加奈子『i』

西加奈子さんの『i』読了 シリア生まれのアイは、アメリカ人の父と日本人の母に養子として引き取られる。 成長とともに自分が恵まれた環境にいること、選ばれたことに罪悪感を持ち、テロや災害が起こると、死者数を黒いノートに記入する習慣を持つようになる…

「和菓子のアン」

今回は坂木司さんの「和菓子のアン」(光文社)を読みました 坂木司「和菓子のアン」 この本を買った時、思わずにおいをかいでしまった。 ページの奥から和菓子の柔らかくて、ホッとする甘い香りがしはしないかなあと… てな感じで、食欲と読書の秋真っ盛りな…